私の話 離婚とか。
なかなか思うようにダンスの練習は出来ないんですが、今日の夜は公園のグランドで練習予定の日。
昨日はイオンで新しい敷き毛布も買って快適に寝られると思ったんですが、やっぱり怖い夢を見て朝目が覚めました。
いつも怖い夢を見て目が覚めるので、アプリを使って調べてみたんですが
うなされていたのは夜中の3時くらい。怖い夢見て飛び起きたのが6時前。
意外とタイムラグがあるのね。
実は前に私は結婚してまして。同じ競技の選手をしてました。
夫婦一緒に頑張れる。
それが私の理想でした。
でも。勝ち進むのは私ばかり。全日本で5回も優勝し、アジアでもアメリカでも世界でも表彰台に立つ奥さんの隣で、彼はいつも初戦敗退を繰り返していました。
「大丈夫だよ、次、頑張ろう。一緒に頑張ろう」
と言うと
「貴様!この俺をバカにしてんだろ!このヤローーー!」
と殴る蹴るの繰り返し。
雑誌に載ったり、テレビに出演したり、新聞に載ったり、有名人と映るたびに旦那さんの怒りはドンドンたまっていって、お酒を昼間から飲むようになり、暴れてあちこちに迷惑をかけ、フィリピンパブにいりびたり、女の人を作って家に帰って来なくなりました。
そんな中でも、土日のトレーニングは真夏は40度を超える倉庫のトレーニング場で4時間激しい練習。マットに汗で水たまりが出来て、男子選手が後ろで座り込んだり倒れこんだりしても、自分は最後の1人になるまでトレーニングしてました。
練習が夕方6時に小休止するとキッズ達がきて、そこから8時半から中高生の男子らとまた練習再開。9時半からまた大人の男子選手らが来て、そこから11時まで練習。
平日は夜の9時からトレーニング。周りの男子選手たちが床に倒れこむ11時になっても、そこから更に1人だけ30分追い込みトレーニング。
最後、離婚する前、旦那さんは自分のミスに突然逆ギレ。
「俺は騙された!お前なんか女じゃねーし!」
そう言って私の腹を靴で蹴り上げて来ました。
格闘家にとって、靴を履いて腹を蹴るのは、ほぼ殺人行為に等しいわけで。
ああ、あたしの事、ホンマに殺す気なんや、て思いました。
その後、トイレに行ったらアソコから血が出てて。
ああ、これは…
て思ったんです。こんな衝撃で出血するって、たぶん、何かが起こってる。
病院に行って検査してもらったら、案の定、子宮ガンになってました。
結局、その後警察のお世話にもなってすぐ離婚しましたが、ガンの話はせずに出て行きました。
離婚が成立した時は本当にホッとして、嬉しくて泣きました。
懐かしい、最後の世界大会。ここで闘ってたんだなぁ。
たくさんの人が見ててくれた私の舞台。
もう、2度と戻る事はありません。
でも、後悔は一つもなくて。
そして、今が一番幸せです。
あとは、毎日夢に出演してくる元旦那さんが早く降板してくれる事を祈るばかりです。
今日も頑張ります。
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