値段の無いお店!
写真は彼のお家のニャンコさん、ココちゃん。朝、ダンスの練習前に散々
「ココちゃん!ココちゃん!」
と用もないのに呼ぶのでこの顔(笑)
用もないのに呼ぶなや。
ダンス終わって彼が中学生の頃、住んでた海沿いの街までドライブに行って、その帰り。
せっかく海まで来たから美味しいモノ食べて行こう♬
となり、お店を探してたら一軒の海鮮のお店を発見。結構年季の入った感じのお店で、外からは営業してんのか、してないのか分からない。
「どうしよー。やってないかもよ。入るのやめとく?」
「そんなん、入ってみればええやん。やってなきゃ、エアペイのCMみたいに
じゃあいいですぅ〜〜♬
て出てきゃええやろ。とりあえず入ってみよ⭐️」
入ってみたら、営業してた。
古ーいお店だけど、きっと夜は繁盛してんやろな、て感じ。
で。
メニュー表をみたら値段ついてない
:(;゙゚'ω゚'):……
「ヤバイ、ここあちゃん、ここ、値段ない店だわ。」
「えー、でも、定食は値段ついてるよー。これでええやん。」
季節のお魚定食 1780円。
「分かった、それにしよ。」
「足りひんかったら、なんか頼んだらええって。うち、ちゃんとお金それなりに持ってきたら♬」
「……いやいや、ここあちゃん。このね、のどぐろとか、クロダイとか、あるでしょ。のどぐろなんて、1匹5000円とか、そんな値段も付いたりするから💦💦」
「えええーーー!まじでーー!」
値段の付いてない寿司屋と同じデンジャラス感満載やんかー。
で。
運ばれて来たお刺身、もうイカさんから全然違う!
「なにこれーー!めっちゃプリプリやん!こんな美味しいイカさん、食べたことないわーーーー!」
さすが海岸のお店だぁ。
そして季節のお魚定食のお魚が運ばれてくる。
(´⊙ω⊙`)?
何これ?見た事ない魚やん。
運んできたオバちゃんに
「すみません♬これは、何て言うお魚ですか?」
て聞いたら、次々とオバちゃんが来て
「何だろねえー。」
「これ、何だっけねぇ〜」
知らんのかいっっ!(汗)
謎のお魚を前にゴニョゴニョしてたら、大将らしきおじさんが来て
「お姉ちゃん、それはな♬ワシが今日の朝3時に海でて釣って来た
“あら”
て魚だ。」
おお、あら。値段のついてないメニュー表のトップ2番目に書かれてるわ。
「これはな、クエの子どもなんだわ。」
ええええええーーーーーー!
クエって、あの巨大なクエ?
あれの赤ちゃんかぁ。
初めて食べたー
今まで食べた事の無い食感(笑)
しかし。
そこから大将のトークがしばらく爆裂。魚知識で唯一負けたのはさかなクンだけだった、など様々なエピソードをマシンガントークしていかれました(笑)
「……ここあちゃんは…いちいち色んな人に火を点けるなぁ💦」
「そんなー!うちはただ、これ何の魚かなぁ、と思って聞いただけやでー」
でも、ホンマにお魚はお刺身も美味しかったんで、値段のついてないお魚も一品注文しました(笑)
お会計どうなるかと思ってドキドキしましたけど、良心的な値段でした😆😆
「また、ここ来ようね!」
帰り彼が嬉しそうに言ってて、こうして自分の思い出の場所に楽しみを持って行ける、てええ事やな、て思いながら帰りました⭐️
彼は学校は中学まで。中学卒業してからはずっと働いて、大工さんやってるので、中学時代を過ごしたこの街はとても楽しかったと思うんです。
学生って、何だかんだ楽しい時間を過ごすものですから。
私は高校、大学、大学院、さらに専門学校を2校も出てて、人生の半分が学校なんですよね。
もちろん国家資格のために通ってたんですが、学生っていう身分は本当に守られているというか。
彼を見てると、自分の甘さを痛感する事も多いです。
この6月に独立開業した時はホンマに不安でしたが、色んなお客様、患者さんが
「ここあ先生は大丈夫ですよ。お客さんが皆んな助けてくれますよ♬」
て言われて、おかげ様でホンマにお客様、患者さんに助けられて頑張っています。
楽しい思い出、美味しかった思い出が明日の自分を励ましてくれると思って、海の街を後にしました💕
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